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学校の特別支援コーディネーターに相談する流れ、はじめての面談で聞いたこと【ADHD・ASD小4】

学校に発達のことを相談したいけれど、誰にどう切り出せばいいか分からない。ADHDとASDのある小4息子の母が、特別支援教育コーディネーターへの相談の流れと、はじめての面談で聞かれたこと・こちらから聞いたことを、実体験で正直にお伝えします。

みさき
みさき
当事者ママ / 小4息子(ADHD・ASD併存)
学校の特別支援コーディネーターに相談する流れ、はじめての面談で聞いたこと【ADHD・ASD小4】

学校に「うちの子のこと、相談したいな」と思っても、誰に声をかければいいのか、何を話せばいいのか、最初はまったく分からないですよね。担任の先生に言うべきなのか、それとももっと別の人がいるのか。わたしも、はじめて学校に相談しようと思ったときは、電話の前で何度もためらいました。

この記事では、ADHDとASDのある小4の息子について、わたしが学校の特別支援教育コーディネーターに相談したときの流れを、実体験でお伝えします。同じように「相談したいけど、どう動けばいいんだろう」と迷っている方の、少しでも参考になればうれしいです。

みさき
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わたし自身もADHD当事者で、子どもの頃は学校でうまくいかないことが多かったタイプです。だからこそ、息子のことを学校に相談するときは「責められたらどうしよう」という不安が先に立ってしまって。同じ気持ちの方に、まず大丈夫だよと伝えたいなと思っています。

まず知っておきたい、呼び方は学校・地域でいろいろあります

この記事では「特別支援教育コーディネーター」という呼び方で書いていきますが、最初にひとつお伝えしておきたいことがあります。同じような役割の先生でも、学校や地域によって呼び方がいろいろあるということです。

たとえば、わたしの住む横浜市では「児童支援専任教諭」という先生が小学校に置かれていて、発達のことや友だち関係、不登校など幅広い相談の窓口になってくれます。川崎市など、ほかの地域でも似た役割の先生を置く学校が出てきているようです。神奈川県では「教育相談コーディネーター」という呼び方も使われています。

つまり、「うちの学校にはコーディネーターっていう先生、いるのかな?」と名前で探すよりも、まずは困っていることや相談したい目的を学校に伝えて、適切な人につないでもらうのがいちばん確実です。呼び方が違っても、子どものことを一緒に考えてくれる先生は、どの学校にもいます。

みさき
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わたしも最初は「誰に言えばいいの?」と肩書きで迷っていました。でも「息子のこういうことで相談したくて」と伝えたら、学校のほうで担当の先生につないでくれたんです。役職名は覚えていなくて大丈夫でした。

特別支援教育コーディネーターってどんな人?

特別支援教育コーディネーターは、学校の中で、発達や学習に支援が必要な子どもについての相談窓口になってくれる先生です。多くの学校に置かれていて、担任の先生とは別に、校内の支援をつなぐ役割を担っています。

わたしも最初は「そんな先生がいるんだ」と知らなくて、担任の先生に直接相談していました。でも担任の先生から「特別支援教育コーディネーターの先生にもつなぎますね」と言われて、はじめてその存在を知ったんです。

担任の先生は日々のクラスのことを見てくれる人、コーディネーターの先生は支援全体の見取り図を持っている人、というイメージでわたしは受け止めています。通級や、必要なら専門機関との連携など、担任の先生だけでは抱えきれない部分を一緒に考えてくれる存在だなと感じました。

相談しようと思ったきっかけ

わが家がコーディネーターの先生に相談しようと思ったのは、息子が学校で「やりたくないことがあると固まってしまう」場面が増えてきたと、担任の先生から聞いたことがきっかけでした。

息子はASD側の完璧主義が強くて、失敗しそうなことには最初から手をつけられないところがあります。家でも見られる姿だったので、学校でも同じなんだなと分かったとき、「家庭だけで抱えるより、学校とちゃんと共有したほうがいいな」と思ったんです。

きっかけは大きなトラブルでなくても大丈夫だと、わたしは思っています。「最近ちょっと気になることがあって」くらいの段階で相談してよかったなと、今では感じています。

面談の予約はどうやって取った?

わたしの場合は、まず担任の先生に「特別支援教育コーディネーターの先生とお話しできますか」と連絡帳で伝えました。そこから担任の先生が日程を調整してくれて、面談の日が決まりました。

学校によっては、電話で教頭先生に伝えるケースや、コーディネーターの先生に直接つないでもらうケースもあるようです。どこから入っても、最終的にはコーディネーターの先生につながるので、まずは話しやすい先生に「相談したい」と一言伝えるところからで十分だと思います。

連絡帳に書くときは、長く書きすぎず「息子のことで気になることがあり、一度ご相談の時間をいただけますか」くらいのシンプルな文にしました。かしこまりすぎなくて大丈夫だったなと、振り返って思います。

はじめての面談で聞かれたこと

面談は、コーディネーターの先生と担任の先生、わたしの三人で行いました。身構えていたのですが、思っていたよりずっとやわらかい雰囲気でほっとしたのを覚えています。

聞かれたのは、おもにこんなことでした。

  • 家ではどんな様子か(困っていること・落ち着いていること)
  • これまでの育ちのなかで気になってきたこと
  • 診断や通院、通級などの状況
  • 家庭で工夫していること
  • 学校にどうしてほしいと思っているか

わが家は小1の秋にADHDの診断を受けていて、今は通級にも通っているので、その経緯も伝えました。診断の有無を問い詰められるような雰囲気はまったくなくて、「お家ではどうですか」と、息子の姿を一緒に見ようとしてくれる聞き方だったのが印象的でした。

みさき
みさき

うまく話せるか不安で、事前に気になることをスマホのメモに箇条書きしていきました。緊張で頭が真っ白になっても、メモがあると安心して話せたので、これはやってよかったなと思います。

面談で、わたしから聞いたこと

聞かれるばかりではなく、こちらからも気になっていたことを質問しました。わたしが聞いたのは、こんなことです。

  • 学校では具体的にどんな場面で困っているか
  • 通級では今どんなことに取り組んでいるか
  • 家庭と学校で、声かけをそろえたほうがいいことはあるか
  • 今後、どんなタイミングで見直しをしていくか

家庭と学校で対応がバラバラだと、いちばん混乱するのは本人だと感じていたので、「家でこう声をかけているので、学校でもそろえてもらえますか」というお願いは、はっきり伝えるようにしました。

聞きたいことを全部その場で出せたわけではないですが、「また気になったら連絡してくださいね」と言ってもらえたので、一度の面談で完璧にしようとしなくていいんだなと、肩の力が抜けました。

面談のあと、わが家がどう動いたか

面談のあとは、学校での困りごとと、家庭・通級での取り組みが少しずつつながっていく感覚がありました。担任の先生も、息子が固まってしまったときの声かけを意識してくれるようになって、「学校に味方がいる」と思えること自体が、わたしにとって大きな安心になりました。

そのうえで、わが家は「学校で困らないための土台づくり(通級)」と「本人の得意を伸ばす場所」を分けて考えるようにしています。学校ではどうしても注意される場面が多かった息子にとって、自分の好きなことで「できた」を積める場所が別にあるのは、気持ちの支えになっているようです。わが家はその得意を伸ばす場所として、ものづくりやプログラミングを学べるリタリコワンダーに小3から通っています。発達特性のある子への理解がある環境なので、学校とはまた違う形で本人の居場所になっているなと感じています。

通級についてもう少し知りたい方は、通級指導教室ってどんなところ?通って変わった3つのこともあわせて読んでみてくださいね。

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まとめ

学校の特別支援教育コーディネーターに相談する流れを、わが家の実体験で整理すると、こんな感じです。

  • コーディネーターは校内の支援をつなぐ相談窓口の先生
  • まずは話しやすい先生に「相談したい」と一言伝えるところから
  • 面談では家での様子や困りごとを聞かれる(責められる場ではない)
  • こちらからも、家庭と学校で声かけをそろえる相談をしておくと安心
  • 一度で完璧にしようとせず、つながりを作る気持ちで十分

相談しようと思った時点で、もう十分にがんばっていると思います。気になることがあるなら、まずは話しやすい先生に一言、声をかけてみるところから始めてみるといいかもしれません。同じように迷っている方の、背中をそっと押せていたらうれしいです。

この記事を書いた人

みさき

ADHDとASD併存の小4の息子(10歳)を育てる在宅看護師パート。わたし自身もADHD当事者です。 小2から通級指導教室に通い続け、小3からはリタリコワンダーも並走(現在も通塾中)。 教室・療育・習い事を渡り歩いた経験を、同じ発達障害のある子の育児の親御さんに発信しています。

当事者の親 教室・通級・療育を経験