リタリコワンダーに小2から小5まで通った結果|ADHDとASDの息子が中学生になった今も残っているもの
リタリコワンダーに通うと、子どもはどう変わるのか。ADHDとASDが併存する息子は、小2から小5まで2週間に1回、プログラミングコースに通いました。小5でやめたのはサッカーに集中するため。中学2年になった今も、授業でパソコンを使うときに役立っています。自分もADHD当事者の母みさきが、通っていたころの変化と、通い終えた今だから思うことをまとめました。
「習い事、また続かなかった」
「この子に合う場所なんて、あるのかな」
そんなふうに悩んでいたころの私に、今の息子の姿を見せてあげたいなと思うことがあります。
息子はADHDとASDが併存していて、いま中学2年生です。
小学生のころ、小2から小5まで、リタリコワンダーのプログラミングコースに2週間に1回通っていました。
小5でやめたのは、サッカーに集中したかったからです。
中学生になった今、授業でパソコンを使うときに役立っていて、「ゲームを作れる」ということが息子の自信のひとつになっています。
この記事では、通っていたころに見えた変化と、通い終えた今だから思うことを、よかったこともしんどかったことも含めて書いてみます。
先に結論:通い終えた今も残っているもの
先に、いちばん伝えたいことを書いておきますね。
通っていたころは、正直「これって何か役に立つのかな」と思う日もありました。
でも、通い終えて中学生になった今、好きなことで「作れた」経験は、ちゃんと残るんだなと感じています。
リタリコワンダーはどんな教室?
リタリコワンダーは、プログラミングやロボット、ものづくりを学べる子ども向けの教室です。
運営しているのは、発達障害のある子の支援にも長く取り組んできた株式会社LITALICOです。
決まったカリキュラムを全員で同じペースで進めるのではなく、その子の「作りたい」に合わせて進めてもらえるのが大きな特徴です。
息子が通っていたのは、2週間に1回のプログラミングコースでした。
ただ、この2週間に1回のコースは今はなくなっています。
今のコースや通い方、料金は、公式サイトや料金のまとめ記事で確かめてみてくださいね。

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通いはじめて気づいた「好きなことなら集中できる」
家でゲームばかりしている息子を見て、心のどこかで「ゲームは悪いもの」と思っていた時期がありました。
でも、リタリコワンダーでゲームを「作る側」になった息子は、終わる時間になっても「もうちょっとやりたい」と言う日がありました。
「集中力がない」のではなく、「興味のないことには集中しにくい」だけなんだなと、親の私がようやく腹落ちしました。
これは、私自身がADHD当事者として子どものころから感じてきたことでもあります。
「集中できない」と何度言われても、好きなマンガなら何時間でも読めました。
違いは「能力」ではなく、「やっていることとの相性」だったのかなと思います。
通っているうちに見えた、息子の変化
変化は、ある日いきなり起きたわけではありません。
2週間に1回のペースで、少しずつ、行ったり来たりしながらでした。
作ったものを、自分から見せてくれるようになった
学校の話を聞いても、出てくるのは「今日は〇〇ができなかった」という話が多かった息子。
それが、教室のあった日は、作ったゲームの話をしてくれるようになりました。
これ、今日作ったゲームなんだけど、お母さんやってみてよ!
「できた」を自分から話してくれることが、親としてはいちばんうれしい変化でした。
失敗を、少しずつ怖がらなくなった
息子は、間違えるくらいなら最初からやらない、というところのある子でした。
プログラミングでは、思ったとおりに動かないことがしょっちゅうあります。
最初のうちはエラーが出るたびに固まっていた息子が、だんだん「あ、また間違えた」と言いながら直せるようになっていきました。
失敗しても、直せばちゃんと動く。
その経験を何度もくり返せたのは、プログラミングならではだったのかもしれません。
「ぼくはダメな子」が、少し減った
学校で注意されることが続いていたころ、息子は「ぼくはダメな子」と口にすることがありました。
教室で「作れた」が積み重なるうちに、その言葉は少しずつ減っていきました。
全部がリタリコワンダーのおかげ、とは思っていません。
通級の先生や学校の先生、家族とのやりとりも含めて、いろいろなことが重なった結果だと思います。
それでも、学校とは別に「できる自分」でいられる場所があったのは、息子にとって大きかったのかなと感じています。
正直、しんどかったこと
よかったことばかりではありませんでした。
「行きたくない」と言われた日は、無理に連れていくのではなく、少し休ませるくらいのゆるさで続けていました。
習い事に「行きたくない」と言われたときのことは、こちらにも書いています。

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小5でやめた理由:合わなかったからではなく、サッカーを選んだから
息子がリタリコワンダーをやめたのは、小5のときです。
理由は、サッカーに集中したかったからでした。
習い事をやめるというと、「続かなかった」「合わなかった」と感じてしまいがちですよね。
でも、うちの場合は少し違いました。
次にやりたいことが見つかったから、そちらを選んだという、前向きな卒業だったと思っています。
習い事は、ずっと続けることだけがゴールじゃないのかもしれません。
その時期の子どもに必要なものをもらって、次へ進む。
そんな通い方があってもいいのかなと、今は思っています。
中学生になった今、残っているもの
息子は今、中学2年生です。
リタリコワンダーに通っていたのは、小学生のころのことです。
それでも、授業でパソコンを使うときには、通っていたころの経験が役立っています。
そして、「ゲームを作れる」ということは、今も息子の自信のひとつです。
通っていたころは「プログラミングを習って、将来何になるんだろう」と考えたこともありました。
でも、残ったのは特別な技術だけではなく、好きなことで「作れた」という記憶と、それにつながる自信だったのかなと思います。
合う子、合わない子
小2から小5まで通わせてみて、こんな子には合いやすいのかなと感じています。
反対に、体を動かすことが大好きな子や、決まった課題をこなすのが好きな子は、別の習い事のほうが合うこともあると思います。
口コミや評判を、通わせた親の目線で検証した記事もあります。

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まずは無料体験で、雰囲気を確かめてみる
合うかどうかは、実際に行ってみないとわからないところがあります。
リタリコワンダーには無料の体験授業があるので、まずはそこで確かめてみるのがいいかなと思います。
体験の日は、これまで習い事でつまずいたことや、苦手なことを先生に伝えておくと安心かなと思います。
体験当日の流れは、こちらにまとめています。

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よくある質問
Q. 2週間に1回でも、変化はありましたか?
うちは2週間に1回のペースでしたが、少しずつ変化はありました。
ただ、この2週間に1回のコースは今はなくなっているので、今の通い方は公式サイトで確かめてみてくださいね。
Q. 途中でやめたら、通った意味はなくなりますか?
うちは小5でやめましたが、中学2年の今も、授業でパソコンを使うときに役立っています。
やめたあとも、「作れた」経験と自信は残るのかなと感じています。
Q. 中学生になっても通えますか?
息子は小5でやめたので、中学生で通った経験はありません。
対象の年齢やコースは変わることもあるので、公式サイトで確かめてみてください。
まとめ
- 息子は小2から小5まで、2週間に1回、リタリコワンダーのプログラミングコースに通いました
- 好きなことなら集中できること、作ったものを自分から見せてくれること、失敗を少しずつ怖がらなくなったことが、通っていたころの変化でした
- 小5でやめたのは、サッカーに集中したかったからです
- 中学2年の今も、授業でパソコンを使うときに役立っていて、「ゲームを作れる」ことが自信のひとつになっています
「習い事が続かない」と悩んでいたころの私は、この子に合う場所が見つかるとは思えませんでした。
でも、合う場所で「できた」を重ねた経験は、通い終えたあとも、ちゃんと息子の中に残っています。
同じように悩んでいる方の、小さなヒントになればうれしいです。


