通級指導教室とリタリコワンダーの違いは?小2から小5まで両方に通った息子の母が感じた役割のちがいと、両立のコツ
通級指導教室とリタリコワンダー、どちらも発達障害のある子に関わる場所ですが、目的も中身も違います。ADHDとASDが併存する息子は、小2から小5まで、通級にもリタリコワンダーにも通いました。それぞれの役割の違い、費用の違い、両立するときに気をつけたいことを、母の目線でまとめました。
うちの息子はADHDとASDが併存していて、小2から小5まで、学校の通級指導教室に週1回、リタリコワンダーの教室に2週間に1回通っていました。
「両方行かせるのは、子どもの負担にならないかな」と迷っている方に、うちの場合を書いてみますね。
通級指導教室とリタリコワンダーは、どちらも発達障害のある子に関わる場所ですが、目的も中身もまったく違います。
この記事では、それぞれの役割の違いと、両立するときに気をつけたいことをまとめます。
通級指導教室とリタリコワンダー、目的の違い
ざっくり言うと、通級は学校で困らないための土台づくり、リタリコワンダーは好きなことで「できた」を増やす場所、というイメージかなと思います。
通級指導教室の役割
通級で何をするかは、子どもや学校によって違います。
一般的には、気持ちの切り替えや人とのやりとり、学習のしかたなど、学校生活で困りやすいところを、少人数や個別で練習していくことが多いようです。
息子の場合も、学校生活を送るうえで、通級は大事な支えのひとつでした。
ただ、通級は学校生活で困らないようにすることが中心なので、息子の好きなことや得意なことを伸ばす場所は、通級の外にあったほうがいいと感じていました。
通級について、くわしくはこちらにまとめています。

通級とは?何をする場所?対象・時間・親が知りたいことを4年通った母がまとめました
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リタリコワンダーの役割
リタリコワンダーは、子どもの「作りたい」から始める教室です。
息子は、もともとゲームやマイクラが好きな子でした。
通級で学校生活の土台を支えてもらいながら、リタリコワンダーで好きなことの「できた」を積む。
役割がちがうから、両方あってよかったと、今は思っています。
実は私自身もADHD当事者で、子どものころは苦手なことばかりが目立っていた感覚があります。
だからこそ息子には、学校とは別に「これなら得意」と思える時間があってほしいと思っていました。
両方に通うときに、気をつけたいこと
学校、通級、習い事と予定が重なると、子どもの疲れがたまりやすくなります。
息子も、学校で疲れた日などは「今日は行きたくない」と言う日がありました。
リタリコワンダーには、Webで手続きできて手数料のかからない振替もあるので、行けない日があっても調整しやすいと思います(2026年10月 公式サイトで確認)。
うちの場合:通級もリタリコワンダーも小5まで
リタリコワンダーをやめたのは、サッカーに集中するためでした。
息子は今、中学2年生です。
授業でパソコンを使うときに役立っていて、「ゲームを作れる」ということが自信のひとつになっています。
通っていたころの変化は、こちらにくわしく書いています。

リタリコワンダーに小2から小5まで通った結果|ADHDとASDの息子が中学生になった今も残っているもの
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費用の違い
- 通級指導教室:学校教育の一環なので、授業料はかからない
- リタリコワンダー:自費(入塾金16,500円、教室は月4回で29,700円、オンラインは月4回で33,000円。2026年10月 公式サイトで確認)
うちが通っていた2週間に1回のコースは今はなく、今は毎月4回からになっています。
この差は大きいので、料金はこちらで確かめてみてください。

【2026年10月更新】リタリコワンダーの料金はいくら?月謝・入塾金・年間総額と、高いと感じたときの考え方
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まずは無料体験で、両立できそうか見てみる
通級を続けながら習い事を始めるか迷っているなら、まずは無料体験で、子どもの様子を見てみるのがいいかなと思います。
体験のときに、通級に通っていることや、子どもの特性を伝えておくと安心です。
体験の流れは、こちらにまとめています。

リタリコワンダーの無料体験の流れ|予約から当日、入会を決める前に確かめたいことまで【発達障害のある子の親目線】
リタリコワンダーの無料体験はどんな流れ?予約のしかた、当日までの準備、教室とオンラインそれぞれの体験の中身を、公式サイトの案内をもとにまとめました。ADHDとASDが併存する息子を小2から小5まで通わせた母が、体験のときに親が見ておきたいことと、入会を決める前に確かめたいことも書いています。
よくある質問
Q. 通級とリタリコワンダー、どちらを優先したらいい?
学校生活で困っていることが大きいなら、まずは通級など学校での支援を考えるのがいいかなと思います。
学校のことは、担任の先生や特別支援教育コーディネーターの先生に相談してみてください。
Q. リタリコワンダーで、通級の代わりになる?
リタリコワンダーは習い事なので、通級の代わりにはならないと思います。
公式サイトによると、スタッフは教育業界の出身者やエンジニア経験者などで、全員が自社の研修を受けているそうです。
学校生活に直接つながる支援は通級や学校で、好きなことを伸ばすのはリタリコワンダーで、と分けて考えるのがいいかなと思います。
Q. 受給者証は使える?
リタリコワンダーは習い事なので、うちは受給者証とは関係なく、全額自己負担で通っていました。
まとめ
- 通級指導教室は、学校生活で困らないための土台づくり。授業料はかからない
- リタリコワンダーは、好きなことで「できた」を増やす場所。自費
- うちの息子は、小2から小5まで、通級に週1回、リタリコワンダーに2週間に1回通った
- 両立するときは、予定を詰め込みすぎず、「行きたくない」日は無理をさせない
役割のちがう場所が2つあったことで、息子は学校の中と外、両方に支えをもてたのかなと思います。


