ADHDの子に向くプログラミング学習法は?集中が続かない時の工夫
ADHDのお子さんがプログラミング学習を楽しめるか、集中が続かないのに大丈夫かな…と心配な親御さんへ。実体験を踏まえて、ADHDの特性とプログラミング学習の相性、家庭でできる工夫をまとめました。
「ADHDの子、プログラミングなんて続くの?」
うちの息子(小4・ADHDとASD併存)は、ADHD側の特性が強く出るタイプで、15分以上同じ作業を続けるのが苦手なタイプです。「プログラミングって長時間集中するイメージあるから、向かないんじゃ…」と心配でしたが、実際にやってみると意外と相性が良かったんです。
ADHD特性のあるお子さんに、「プログラミングって向くの?」と疑問に思う親御さんは多いはず。
結論から言うと、やり方次第ですごく相性がいいです。この記事では、ADHDの特性を活かす学習法をまとめます。
ADHDとプログラミング、実は相性がいい理由
ADHD特性とプログラミング学習の相性を整理してみます。
相性が良いポイント
| ADHDの特性 | プログラミング学習との関係 |
|---|---|
| 興味のある事には驚くほど集中できる | ハマればずっとやる「過集中」が活きる |
| 動くもの・変化するものが好き | 画面で動くキャラに高い反応 |
| 即時フィードバック大好き | コード実行で即動く快感 |
| 想像力が豊か | オリジナル作品制作に強い |
| 細かい作業より「作りたい結果」優先 | プロジェクト型学習に向く |
相性が悪いポイント
| ADHDの特性 | 注意点 |
|---|---|
| 長時間の同一作業が苦手 | 90分授業は前半30分が勝負 |
| 説明を最後まで聞けない | 一斉授業は不向き |
| 細かいエラーを見逃す | デバッグが苦手な場合も |
| 飽きるとモチベ激減 | 同じ教材を続けにくい |
→ 「興味」と「即時性」を軸に設計すると、ADHDの子にとってプログラミングは最高の学習素材です。
ちなみに、わたし自身もADHD当事者で、子どもの頃からハマったマンガやゲームには何時間でも没頭できる「過集中タイプ」でした。プログラミングは、この「過集中の良い面」を活かせる稀な学習素材だと、親としても当事者としても感じています。
集中が続かない時の工夫1:時間を細かく区切る
ADHDの子に「90分集中して」は無理ゲー。代わりに、15〜20分単位で区切るのが効きます。
家庭でやる場合のタイマー活用
- 15分プログラミング → 5分休憩 → 15分プログラミング
- ポモドーロテクニックの短縮版
- タイマーは目で見える物理タイマーが◎
リタリコワンダーの先生は、子どもの集中状態を見ながら自然に休憩を挟んでくれるので、これが本当に助かっています。
工夫2:「ゴール」を小さく刻む
「ゲームを完成させる」という大きなゴールだと、ADHDの子は途中で飽きます。代わりに
毎回「今日のゴール達成!」を体感できると、続ける動機になります。
工夫3:「動く・変化する」要素を多く入れる
ADHDの子は動きに反応します。同じ静的なものより、動きがあるものの方が集中が続きやすい。
プログラミング学習で「動き」を活かす例
- アニメーションを多く使う
- BGMを鳴らせる仕組み
- スコア表示やレベルアップ要素
- インタラクティブ(クリックで反応する)作品
リタリコワンダーは「ゲーム&アプリプログラミング」コースがまさにこの設計で、息子はハマりました。
工夫4:完成品を「誰かに見せる」機会を作る
ADHDの子は承認欲求が強い傾向があります(ポジティブな意味で)。
完成品を見せる相手を増やすと、モチベが続きます。
- 家族(パパ・じいじ・ばあば)
- 友達
- 学校の先生
- リタリコワンダーの先生
- SNSで親が代理投稿
うちは「家族LINEに送る」が一番効きました。反応がすぐ来るのが大事。
工夫5:教材を「興味別」に揃える
ADHDの子は興味の対象が変わりやすい。1つの教材に固執しないのがコツです。
うちが家に揃えた教材
- Scratch(基本)
- Scratch Jr(疲れた時のリハビリ用)
- マイクラ Education(うちの息子の好物)
- ロボット系の本(読むだけでも楽しい)
- プログラミング絵本(息抜き)
「飽きたらすぐ別の入口に切り替えられる」環境が、ADHDの子には効きます。
教室を選ぶ時のポイント
ADHDの子に合うプログラミング教室の特徴
これらを満たす教室は実は限られています。リタリコワンダーはこのほぼ全部を満たしている数少ない教室です。
親がやるべきでないこと(NG行動)
ADHDの子のプログラミング学習で、親がついやりがちなNG行動
ADHDは「特性」であって「悪いこと」ではない。親が前向きに受け止めると、子どももプログラミングを前向きに楽しめます。
ADHD関連で他に書いている記事
ADHDのお子さんを持つ親御さん向けに、こんな記事もあります。
- ADHDの診断の流れ — まだ診断前の方へ
- リタリコワンダーの先生の発達特性理解 — 先生の対応力
- 入会前のチェックリスト — 失敗しない選び方
まずは無料体験で相性を見る
ADHDのお子さんとリタリコワンダーの相性は、無料体験で確かめるのが一番。2回まで違うコースで試せるので、ロボット系とゲーム系の両方を試してみるのもおすすめです。
よくある質問
Q. ADHDの薬を飲んでいる時間に通うべき?
個人差があります。薬が効いている時間に通うと集中しやすい子もいれば、リラックスできる時間帯(薬が抜けてから)の方が興味を発揮できる子もいるようです。
Q. 集中切れた時、親はどう対応?
無理に戻さないのが鉄則です。「一旦離れて、また戻る」を許容する環境を家庭でも作っておくといいかなと思います。
Q. ADHDだとプログラマーになれない?
むしろADHD傾向のあるエンジニアは多いです。「興味のあることに過集中できる」特性は、プログラミングと相性抜群だと言われています。
Q. 学校の授業だけで足りる?
ADHDの子は学校の集団授業だと集中しきれないことが多いので、外部教室で個別対応してもらう価値は高いです。


