【ASD・小4息子】習い事が続かない3つの理由と、ようやく見つけた合う環境
ASD傾向のある子が習い事を続けられない理由は「やる気がない」ではなく、環境とのミスマッチ。我が家の息子(ADHDとASD併存)が複数の習い事をやめてきた経験と、ようやく見つけた合う環境で続けられている理由を解説します。
「また続かなかった…」と何度も思った経験
小4の息子はADHDとASDが併存していて、これまで体操・スイミング・そろばん・絵画教室といろいろ試してきました。どれも「最初は楽しそう」だったのに、3ヶ月もすると「行きたくない」になる。何度ガッカリしたかわかりません。
ASD傾向の子が習い事を続けられないとき、まわりからは「飽きっぽい」「やる気がない」と見られがちです。でも親の目線で見ていると、続かないのには明確な理由があると感じてきました。
今回はASD側の特性が習い事に与える影響と、ようやく見つけた合う環境で「珍しく続いている」理由を整理してみます。
理由1:感覚過敏で「環境がしんどい」
ASD傾向の子の多くは、何らかの感覚過敏を持っています。息子の場合は、大きな音・たくさんの人の声・強い光・特定の触感が苦手です。
体操教室では、笛の音や床を蹴る音が常時響いていて、それだけで疲れる。スイミングではプールサイドの反響音と塩素のにおいがしんどい。絵画教室では他の子のおしゃべりが頭に直接入ってきて集中できない。
息子は「楽しくない」とは言わないんです。「疲れる」「行きたくない」と。実は私自身もADHDで、似た感覚過敏を持っているので、空間そのものがしんどい感覚はよくわかる気がします。
「興味ややる気の問題」ではなく、その空間にいるだけでエネルギーが消耗する。これが続けられない理由の1つ目です。
理由2:「全員一律のペース」についていけない
集団の習い事の多くは、決まったカリキュラムを全員で進めます。「次はこれ、次はこれ」と先生が引っ張る形式。
ASD傾向の子は、自分の納得するペースで物事を理解したい傾向があります。息子は1つ気になることがあると、そこで考え込んで止まってしまう。なのに次の課題が始まる。「自分のペース」を許してもらえない環境では、ストレスがどんどん溜まっていきます。
そして「ついていけない自分」を強く意識して、「ぼくはダメな子」と自己肯定感を下げてしまう。これも続けられない大きな理由です。
理由3:「予測できない展開」が苦手
ASD傾向の子は、急な変更や予測できない展開に強いストレスを感じます。
「今日は先生が違う」「いつもと違う部屋」「予定外のイベント」——大人にとっては小さな変化が、息子にとっては 「世界がガタっと崩れる感覚」になることがあります。
集団教室では、こうした変更が珍しくありません。先生の交代・行事・他の子のトラブル対応など、子ども側ではコントロールできない要素が常にある。それが「行きたくない」につながります。
ようやく見つけた合う環境で続いている3つの理由
息子が今通っているリタリコワンダーに通学を始めて、もうすぐ1年。ここまで珍しく続いています。理由を整理すると:
1. 静かで予測可能な環境
教室は 静かで、人数が少なく、パーティションで区切られた個別ブース。感覚過敏の息子にとって、エネルギーの消耗が圧倒的に少ない場所です。
2. 自分のペースで進められる
通っている教室は「全員一律のカリキュラム」ではなく、子ども一人ひとりに合わせて課題を出してくれる仕組み。息子が「ここをもっと深掘りしたい」と言えば、そのテーマで進めてくれる。「自分のペース」を許してもらえるのが大きいです。
3. 同じ先生が継続して見てくれる
通っている教室のインストラクターは 同じ先生が続けて担当してくれることが多く、急な交代がほぼありません。息子の特性を理解してくれている人が毎回見てくれる安心感は、想像以上に大きいです。
まとめ:「続かない」のは子どものせいじゃない
ASD傾向の子が習い事を続けられないのは、「やる気の問題」ではなく「環境とのミスマッチ」です。
息子の場合、複数の習い事を経験して「合う環境ってこういう場所だったんだ」とわかってきました。今通っているリタリコワンダーは、特性を理解した上で関わってくれる場所だから、息子にとっては「行きたい場所」になっています。
「うちの子は飽きっぽい」と諦めかけている親御さん、まず「環境が合っていないだけかもしれない」と捉え直してみてください。合う場所はきっとあると、息子を見ていて感じます。
体験授業は無料なので、お子さんに合うかどうか、実際に見てから判断するのがいいかなと思います。


