リタリコワンダーのワンダーメイクフェスとは?発達障害のある子も参加できる発表会の魅力
リタリコワンダーの発表会「ワンダーメイクフェス」の中身を解説。会場とオンラインのハイブリッド開催、こどもスタッフ参加、発達特性のある子も参加できるのか、緊張で動けない子のサポートまで、息子がオンラインで参加したわが家の体験をベースにまとめました。
「発達障害のある子は人前で発表できない」と思っていた頃
うちの息子(小4・ADHDとASD併存)は、人前で話すのが大の苦手。学校の発表会では固まってしまうし、緊張で前日から胃が痛くなるタイプでした。だから「発表会のある習い事」って正直避けてきたんです。
発達障害のある子の親なら、「発表」「人前」というワードに身構える気持ち、わかってもらえると思います。
学校の発表で固まる、参観日で泣く、運動会の演目で動けなくなる。そんな経験を積み重ねていると、習い事に「発表会」があると聞くだけでハードルを感じてしまう。
ただ、息子が通っているリタリコワンダーには年に1〜2回、子どもたちの作品を発表する大きなイベント「ワンダーメイクフェス」があります。去年、息子はこのフェスにオンラインで初めて参加しました。会場に行くのではなく家から参加できる形だったので、人前が苦手な息子でも挑戦できたんです。「作って終わり」じゃなく「人に見てもらう」体験が、発達障害のある子にも開かれた形で用意されていることに驚きました。
この記事では、ワンダーメイクフェスの中身と、わが家のオンライン参加の体験、発達障害のある子が参加する時のポイントをまとめます。
ワンダーメイクフェスの基本情報
公式情報をベースにまとめます(最新は公式で確認推奨)。
近年は大手企業も運営に協力しています。企画協力にNTTドコモの子育て支援ブランド「comotto」、会場提供に「docomo R&D OPEN LAB ODAIBA」、協賛に資格検定のサーティファイなどが名を連ねた年もあります。大きな企業がバックについている発表会だと知ると、親としては少し安心感がありました。
当日の流れ
子どもたちは、これまで作ってきた作品を持ち寄って発表します。
流れ1:作品展示エリア
会場に大きな展示エリアがあり、子どもの作品(ゲーム・ロボット・アプリなど)が並びます。
来場者が自由に体験できる形式で、作った本人が説明することもあります。発達特性のある子にとっては、「自分の言葉で説明する」練習になる貴重な機会です。
流れ2:ステージ発表
希望者はステージで作品をプレゼンします。スクリーンに作品を映し、自分でマイクを持って話す形式。
ASD傾向の子で人前が苦手なら無理に参加する必要はなく、「展示だけ」を選べます。
流れ3:ワークショップエリア
会場内に体験ブースがあり、ロボットやプログラミングを試せます。普段他のコースを取っていない子も「他のコース、楽しそう」と興味を持つきっかけに。
流れ4:表彰
優秀作品の表彰式があります。賞を取れる子もいれば、取れない子もいる。それも含めて「リアルな発表会の経験」です。
流れ5:こどもスタッフとして運営に参加
実は、作品を出さなくても「こどもスタッフ」として参加する道もあります。司会アシスタント、受付、グッズ制作など、子どもが運営側を手伝う役割です。
人前で作品を発表するのは苦手でも、受付で来た人を案内したり、司会の横でサポートしたりなら参加できる、という子もいます。発表という形だけが参加じゃないんだと知って、わが家はずいぶん気持ちがラクになりました。
わが家はオンラインで参加しました
会場に行く形もありますが、去年のうちの息子はオンラインでの参加でした。流れはこんな感じです。
- 普段の授業の中で、発表に向けて作品を作る(先生がサポートしてくれます)
- 作品が完成したら、動画に撮って運営に提出する
- 当日、その動画が放送の中で紹介される
人前に立たなくていいし、家のいつもの環境で取り組めるので、人前が苦手な息子にはこの形がぴったりでした。授業の中で先生が一緒に進めてくれるので、親がつきっきりで準備しなくていいのも助かりました。
当日、放送の中で自分の作品が紹介された時の息子は、照れくさそうにしながらも、すごく嬉しそうでした。「ぼくの、出てた」って。あの顔を見られただけで、参加してよかったと心から思いました。
発達障害のある子が参加するメリット
うちの息子の経験をふまえてのメリットです。
メリット1:「人前で話す」練習になる
ASD傾向の子は人前で話すのが苦手です。でも、「自分が作った好きなもの」の話なら、意外と話せたりします。
息子は去年オンラインで参加してみて、今年は「会場の展示にも行ってみようかな」と言っています。少しずつ段階を踏めるのがいいなと思います。
メリット2:「作品が形になる」達成感
普段の授業で作っているものが「外で発表される」と分かると、子どもの本気度が変わります。
完璧主義の息子も、「フェスで見せるならちゃんと作りたい」と前向きに取り組むようになりました。
メリット3:他の子の作品から刺激を受ける
会場には全国の教室から作品が集まります。「こんなことができるんだ」「自分もやってみたい」という横の刺激はとても大事。
発達障害のある子は「同じ特性の子の活躍」を見ると、自分も頑張ろうと思えるみたいです。
メリット4:親も「ロールモデル」が見られる
親としても、中高生の発表を見ると「うちの子もこんな風に育つかも」という未来像が描けます。
「発達特性のある子が作品を作って人前で発表してる」という事実が、親の安心材料になります。
緊張・感覚過敏の子へのサポート
会場に参加する場合は、会場が大きく人も多いので、感覚過敏の子には負担が大きい場面もあります。会場に行く子向けに、よく聞く工夫を紹介します(わが家はオンライン参加だったので、この負担そのものがなかったのも正直ラクでした)。
サポート1:「行くだけ」「展示だけ」もOK
ステージ発表しなくても、展示だけでも参加扱いになります。
無理に発表させると「フェス=怖いもの」のイメージがついてしまうので、本人のペースで選択させるのが大事です。
サポート2:会場のピーク時間を避ける
開場直後と終了前は混雑します。「真ん中の時間帯」を狙って行くと、人混みを少し避けられます。
サポート3:イヤーマフを持参
会場は思った以上にうるさいです。イヤーマフを持っていくと、感覚過敏の子も落ち着いて過ごせます。
サポート4:休憩スペースを確認
会場には休憩スペースがあります。「しんどくなったらここに来ようね」と先に決めておくと、本人の安心感が違います。
サポート5:「途中で帰ってもOK」
「最後まで参加しなきゃ」と思わなくて大丈夫です。本人が疲れたら早めに帰る選択をしてOK。
会場の刺激は思った以上に大きいので、短い滞在でも本人にとっては十分なことが多いようです。
サポート6:オンライン視聴という選択肢
会場の人混みがどうしても苦手な年は、無理に会場へ行かず、オンラインで視聴するのもありです。ワンダーメイクフェスは会場とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式の年があり、家のいつもの環境で他の子の発表を見るだけでも、十分に刺激になります。
親の感想:本人に合った形で参加できる
正直、人前が苦手な息子に「発表会」なんて無理だと思っていました。でも、オンラインで自分の作品を見てもらえる形なら、息子は息子のペースで「発表」を経験できました。
放送で作品が紹介されて照れていた息子の顔を見て、「好きなことで認めてもらえる」体験が、こんなに子どもを嬉しくさせるんだと実感しました。
会場でもオンラインでも、本人に合った形で参加できる入り口が用意されているのが、このイベントのいちばんいいところだと思います。
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よくある質問
Q. 入会してすぐの子も参加できる?
在籍していれば参加可能です。作品が間に合わなくても、見学・体験で楽しめます。
Q. ステージ発表は必須?
任意です。展示だけの参加でも全然OKです。
Q. 親も会場に入れる?
入れます。付き添いの親も自由に見学できる形式です。
Q. オンラインでも参加できる?
できます。ワンダーメイクフェスは会場開催とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で開催される年があり、オンラインでの作品発表や、配信の視聴ができます。遠方の子や、大きな会場が苦手な子でも参加しやすい仕組みです。最新の開催形式は教室で確認してみてくださいね。
Q. 作品がなくても参加できる?
参加できます。見学や体験はもちろん、「こどもスタッフ」として受付や司会のサポートなど、運営側で関わる参加のしかたもあります。人前での発表が苦手な子も、自分に合った形で関われます。


