hattatsu-tokui.com · ADHD当事者ママの本音ブログ プロフィール プライバシー
発達キッズの得意探しナビ HATTATSU-TOKUI · ADHD当事者ママの本音ブログ

発達障害のある子の夏休みの過ごし方 — 退屈・癇癪・生活崩れを防ぐ工夫

夏休みは発達障害のある子にとって「魔の40日」。退屈で癇癪が増え、生活リズムが崩れて新学期がつらくなる。我が家が実践している、息子(ADHDとASD併存)の夏休みを穏やかに過ごす工夫を共有します。

みさき
みさき
当事者ママ / 中2息子(ADHD・ASD併存)
発達障害のある子の夏休みの過ごし方 — 退屈・癇癪・生活崩れを防ぐ工夫

「夏休み、もうすぐ始まる…」の重圧

みさき
みさき

息子(ADHDとASD併存)にとって、小学生のころの夏休みは正直「修行」みたいな期間でした。学校がない=予定がない=退屈→癇癪、という悪循環が起こりやすくて、私も毎年6月後半になると気が重くなっていました。

発達障害のある子の親にとって、夏休みは 「楽しみ」より「乗り切るもの」になりがち。とくに、ADHDやASDの特性がある子は、夏休みの構造自体が苦手なんです。

ただ、3年ほど繰り返すうちに「これをやれば過ごしやすい」というパターンが見えてきました。当時、我が家で実践していた工夫を共有します。

発達障害のある子が夏休みに崩れる3つの理由

理由1:構造がなくなって不安になる

学校がある日は、起床→登校→授業→下校→宿題、というルーチンが決まっています。ASD傾向のある息子は、この「決まった構造」があるから安心して動ける。

でも夏休みになると、起きる時間も寝る時間もバラバラ、「今日何する?」が毎日ふりだしから決まる状態。これがASDの脳にとって 大きなストレスになります。

理由2:刺激が多すぎる or 少なすぎる

夏休みは、家族旅行・帰省・プール・花火・お祭りなど、刺激の多いイベントが集中する時期。ADHDの息子は 過剰な刺激で疲弊しやすい。

逆に「予定のない日」は、家でずっと退屈。マイクラで気を紛らわせるけれど、外に出ない日が続くと体力も精神も鈍ってきて、些細なことで癇癪が起きやすくなります。

理由3:生活リズムが崩れる

特に夜更かし→朝起きられない、のループに入ると、息子は 感情のコントロールが効かなくなる。睡眠不足は発達障害のある子の最大の敵です。

工夫1:「ゆるい予定」を毎日1個だけ入れる

夏休み中、我が家は 毎日1つだけ「やること」を決めておくようにしていました。

例:

  • 月曜:図書館で本を借りる
  • 火曜:自転車で公園を1周
  • 水曜:水曜は完全に予定なしの日(リチャージ)
  • 木曜:夕方はリタリコワンダーの日(月2回)
  • 金曜:プールor銭湯
  • 土曜:スーパーに一緒に買い物
  • 日曜:家族でゆっくり

ポイントは 「1つだけ」「ゆるい予定」であること。詰め込むと刺激過多で疲れるし、何もないと退屈で崩れる。1日1つだけのアンカーがあると、その日の生活が整います。

工夫2:起床と就寝の時間だけは死守する

夏休み中、我が家は 起床7時・就寝21時を死守していました。それ以外の時間は割と自由でOK。

「学校があるときと同じ時間に起きて寝る」だけで、生活リズムの崩壊が防げる。これは経験上 夏休みを乗り切る最大のコツです。1日の流れの組み立て方はADHD息子の夏休みルーティン準備にもう少し細かく書いています。

みさき
みさき

私自身もADHDで、夏休み中は子どもと一緒に生活リズムが崩れがち。「起きる時間と寝る時間だけ守る」と決めたら、私も楽になりました。完璧を目指さず、最低ラインを死守するのがコツですよね。

工夫3:リタリコワンダーの夏期講習を活用する

リタリコワンダーは 夏休み中も通常授業+夏期講習があるので、通っていたころは息子の「月2回の楽しみな日」を維持できました。

夏休みは「予定がない日が続いて崩れる」のが最大のリスクなので、月2回でも必ずある楽しみな予定はとても助かりました。リタリコのある日を起点に、その前後のリズムを作っていました。夏期講習をどう使うか迷っている方はリタリコの夏期講習どうする、通常授業とは別に単発で使えるか気になる方はリタリコワンダーの夏休み講座(通っていない子も参加できる)もあわせて読んでみてくださいね。

工夫4:「退屈の時間」も大事にする

逆説的ですが、「予定がない退屈な時間」も子どもには必要です。

ADHDの息子は、退屈の中から自分で遊びを発明する力があります。マイクラに没頭したり、絵を描いたり、急に工作を始めたり。「親が予定を埋めすぎない」ことで、自分で楽しむ力が育つ。

最初は退屈で文句を言うけれど、しばらくすると自分のペースで動き始めます。これも夏休みの大事な時間です。

工夫5:親も「無理しない」

発達障害のある子の夏休みを乗り切るコツは、最終的には 親が無理しないこと。

  • 朝ごはんは前夜の残り物・冷凍食品でOK
  • 昼ごはんは作り置き・出前活用
  • 「キレイに過ごす夏休み」を目指さない
  • 1日中マイクラでもOK
  • 親自身が休める時間を確保する

私自身もADHDの当事者として、自分の余白を作らないと崩壊します。「完璧な夏休み」じゃなくて「家族みんなが生きていられる夏休み」を目指してます。親自身のメンタルの守り方はADHD当事者ママの夏休みメンタルケアに正直にまとめたので、しんどい方はのぞいてみてくださいね。

まとめ:夏休みは「乗り切る」前提で計画する

発達障害のある子の夏休みは、楽しみではなく「無事に乗り切る」前提で組み立てるのが現実的です。

我が家の5つの工夫:

  1. ゆるい予定を1日1つだけ入れる
  2. 起床と就寝の時間だけ死守
  3. リタリコワンダーで月2回の楽しみを確保
  4. 「退屈の時間」も大事にする
  5. 親も無理しない

これで毎年なんとか乗り切ってきました。完璧じゃなくていい、家族が穏やかに過ごせれば十分です。

あわせて読みたい
リタリコワンダーの夏休み講座(サマーキャンプ)とは?通っていない子も参加できる4回コースと単発講座、発達障害のある子の夏の使い方

リタリコワンダーの夏休み講座(サマーキャンプ)とは?通っていない子も参加できる4回コースと単発講座、発達障害のある子の夏の使い方

リタリコワンダーでは、毎年夏休みに講座が開かれています。2026年の「SUMMER CAMP」は、通っていない子も参加できる4回のコースと単発の講座、オンラインの講座がありました。公式サイトで確認した内容と、無料体験との違い、発達障害のある子が夏に参加するときのコツを、小2から小5まで通わせた母がまとめました。

\無料体験を予約する/

リタリコワンダーの夏期講習をチェックする

公式サイトへ遷移します(広告)

この記事を書いた人

みさき

ADHDとASD併存の中学2年の息子を育てる在宅看護師パート。わたし自身もADHD当事者です。 息子は小学校で通級指導教室に通いながら、小2から小5まではリタリコワンダーにも通いました。 息子が小学生のころに困ったこと、感じたことを、同じ悩みをもつ親御さんに向けて書いています。

当事者の親 教室・通級・療育を経験